楽曲タイトル

雨の曲 吹奏楽と童声合唱のための

作曲

林光

楽器編成

2 Fl.
Ob.
Bsn.
3 B♭Cl.
B.Cl.
2 A.Sax.
T.Sax.
B.Sax.
2 B♭Trp.
2 Hrn.
2 Trb.
Euph.
Tub.
Timp.

Perc.
木鉦
B.D.
Sus.Cymb.
Xylo.

児童合唱(3声)

曲目解説

沖縄に伝わるこどもの歌「雨どーい(雨だよー)」を使った、一種の変奏曲。何度もくりかえされる歌は、そのたびに少しづつかたちを変える。吹奏楽だけの間奏も、それを受けてひびきが変わる。そのくりかえし。 変わるのをきわ立たせるのでなく、あ、そういえば少し変わったなときいている人が思うような、そういう演奏がのぞましい。

作曲家プロフィール

林光 林光
1931年東京生まれ。東京藝術大学作曲科中退。1953年、間宮芳生、外山雄三らとグループ「山羊の会」を結成、作曲活動をはじめた。同年、交響曲<ト調>により芸術祭賞受賞。代表作、合唱曲「原爆小景」(1958/2000)、第三交響曲<八月の正午に太陽は・・・>(1990)、ヴィオラ協奏曲<悲歌>(1995)第四十四回尾高賞、映画「裸の島」(1961新藤兼人監督)第二回モスクワ映画祭作曲賞受賞。オペラ作品「セロ弾きのゴーシュ」(1986)、「森は生きている」(1992)、「吾輩は猫である」(1998)他多数。オペラ「変身」(1996)が2009秋、約2週間、ヨーロッパ四カ国で公演され好評を得た。シンフォニック・バンド作品に、「架空オペラ組曲」(1989)、「プロメテウスの火」(1988)がある。NHK大河ドラマ「国盗り物語」「花神」「山河燃ゆ」の音楽。2008年,自選集「林光の音楽」(CD20枚,書籍1卷)小学館刊。オペラシアターこんにゃく座芸術監督。

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